LilToonの距離フェードという機能を使うと撫でられた相手の没入感を損なわずに相手を撫でることが出来ます
設定する
LiltoonをGithubやBoothからダウンロードしUnityにインポートします
ここではUnity 2019.4.31f1 を使って説明します
Liltoon 1.3以前のバージョン
アバターのマテリアルにLiltoonシェーダーを設定したらシェーダー設定タブのシェーダー設定(全マテリアル共通)から距離フェードを有効にします
(ついでに距離クリッピングキャンセラーも有効にすると相手の顔に手が触れても相手の画面から手が消えずに描画されるようになります)
チェックマークを付けただけでは反映されないので赤字のシェーダー設定を適用を押すことを忘れないでください
距離フェードを有効にすると詳細説明タブの拡張設定に距離フェードという項目が追加されているのでそれを開きます
Liltoon 1.3以降のバージョン
1.3以前のような面倒なシェーダー設定が不要になりました
アバターのマテリアルにLiltoonシェーダーを設定したら詳細設定から距離フェードを選択してください
距離クリッピングキャンセラーは1.3以前と同じようにシェーダー設定タブのシェーダー設定(全マテリアル共通)にある距離クリッピングキャンセラーを有効にする必要があります
パラメーター
- 色 影を表現したいなら000000を設定しましょう
基本的に000000で問題ないですが終了距離よりも近くで撫でる場合に真っ黒で潰れてしまうので肌の色に黒を混ぜた色にすると良さそう - 開始距離 フェードが開始される距離 デフォルトの0.1でいい感じ
- 終了距離 フェードが終了する距離 デフォルトの0.01でいい感じ
この距離よりも近くにあるものは色で指定したものと同じ色になります - 強度 色の強度 0.7~1.3くらいに調整するといい感じになります 上の写真では1.3です フェードを無効にしたい場合は0を設定します
- 裏面を影にする これを有効にするとアバターの裏側を黒く出来るのでオススメです
基本設定の描画面がBack(前面のみ描画)になっていると機能しません
(Liltoon1.3以降は基本設定のCull Modeの方から細かくいじれます)
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